水を! [いろいろ]
昨日はそれほど暑くならないかなと思って、朝から自転車を飛ばしてMFに。 でも着いたら風もなく蒸し暑くて熱中症になりかけました。 通行人もいなくて危ない感じだったので、自転車に乗って日陰を探すことにしましたが、MF近辺には大きな日影がなく結局家に帰ってきてしまいました。 保冷剤を持っていったし、水も有ったので良かったのですが、気をつけないといけませんね。
趣味の電子工作は暇が潰せて良いのですが、そろそろ作りたいものが無くなってきてしまいました。 最近の作品を紹介します。
まずは部品から。 これは何でしょうか?
アルミサッシの隙間を電線を通すものです。
まあ、こんなものはAMAZONでも購入できますが、アンテナ線用だったりするので、電流容量にちょっと不安があり自作することにしました。 2枚の銅板をショートしない様に粘着テープで覆ってあります。
次は、こんなもの。 ステンレスの針金を平行になる様にゴムで支えたものです。
これで、タンクの水深を測ります。
次に水流を制御するバルブ、ネットを探すと安いのがありました。
分解するとこんな感じ。 弁の駆動部分に水垢がびっしり付いていました。 購入するときに、新品かどうかチェックするのを忘れていて、中古品を買ってしまいました。 一個267円なのでしょうがないか。 内部を掃除して使うことにします。
このバルブを組み合わせてこんなものを作りました。 そう、作っているのは灌水機です。
今まではこんなものを使用していました。 これはタンクに入れた水を単一電池4本でポンプを駆動し、指定時刻に灌水するものです。
こんなノズルが10本付いていて、ネジで水量が調整できる様になっていますが、水量の調整がなかなか難しいです。 どこかを絞れば他が増える様になるので、数日間様子を見て出かけなければなりませんし、出かけてしまえば水量の調整はできません。
そこでこの灌水機のタンクとモーターを利用して、マイコン制御で灌水でできるものを作ろうと言う魂胆です。 電源は電池でも良いのですが、単一電池を頻繁に変えるのもエコでは無いので、ACアダプターを使うことにしました。 そのため電源をアルミサッシの隙間から取る必要が有って前の部品が必要になりました。
水もアルミサッシの隙間から何とかならないかと検討しましたが、ホースの太さでは通らないし、留守中に部屋が水浸しになったりしたらまずいので諦めました。
マイコン部分はこんな感じでシンプルですが、周辺のケーブルやらホースやらはかなりごちゃごちゃした感じです。
ノズルは別の手持ちの物を使おうと思ったのですが、水道の水圧で使用するものなので6Vモーターの水圧では足りなくてうまく水量をコントロールできませんでした。
そこで、分岐をしないで1本で使うバルブ(鉢)は先端に切り込みを入れたホースのみで使用することにしました。
分岐が必要な部分はこんな感じの散水ノズルを使用しました。 本当は霧状に出るらしいのですが、水圧が弱いとポタポタと出てきます。
水量の調整は比較的しやすくて良いです。
制御用のソフトはこんな感じで、スマホの画面から灌水を指定でき、バルブ毎に水を流す時間を設定できます。 自動灌水にチェックを入れておけば毎日指定時刻に灌水します。
土壌湿度は以前に作った土壌湿度計のデータを使用しています。 スマホの画面は自宅のNASのWEBサーバに繋がっており、灌水のボタンを押すとNASからESP8266で動作する灌水機にWIFIで指示を出してポンプとバルブを操作する様になっています。
これで日本中どこにいても自宅のプランターの乾き具合を見ながら水やりをする事ができる様になりました。 と言っても、春の渡りの時期くらいにしか使うチャンスもないし、大したものを育てているわけでも無いんですけどね。
2022-08-25 09:44
コメント(4)
これは凄い!!
最初は何の事やらさっぱりでしたが、趣味の域を超えてますね。
便利なものですし、使用頻度を上げてください(^^)
by 風神 (2022-08-25 11:58)
もはや、プロフェッショナルですね。凄いです!
随分前に海外旅行へ出掛けた際に、水槽の照明を時間ごとに点灯、
消灯してくれる機器を購入したことがあります。
まっちゃん様なら、こうした機器もご自身で作成することが出来そうですね。
by queso (2022-08-25 16:24)
暇つぶしとはいえ、挑戦しようという意欲はさすがですね。
自分はここまでの技術力も意欲もありません^^;
by Mitch (2022-08-25 17:45)
▶風神 さん
以前ならかなりの費用がかかってしまった物でも今はかなり安上がりにできますね。
外国製と国産品でこれだけの値段の差がつくと言うのは将来大きな問題になりそうです。
人件費は安いのに造る物が高価な日本って...
▶queso さん
on/offタイマーは安くて使いやすい物が出ていますね。
今ならカメラで監視してon/offなども安価にできてしまいそうですが、あまり複雑なのを作るとなると逆にストレスになってしまいそうです。
▶Mitch さん
コロナのせいで自宅でできる事を探していましたが、始めた頃はPCの画面を見続けるのも辛かったし、頭もあまり回転しませんでした。
そう言う意味では老化防止にはなっている様です。
by まっちゃん (2022-08-26 09:29)