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ハマった話

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相変わらず電子工作を楽しんでおります。 今度は28PINのPICで秋月電子で230円で購入しました。 こんな小さいものにCPUはもちろん、AD変換やDA変換まで入っています。 プログラムメモリーが16KW,RAMが2KBで8MHzで動作します。


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ハマった話1:3軸加速度センサモジュール KXR94-2

X軸,Y軸,Z軸方向の加速度がアナログデータで取れるものですが、どうやってもX軸のデータが取れません。 散々悩んだ挙句に部品をよく見ると1番ピンと2番ピンが半田でブリッジしていました。 しょうがないので自分で半田を取り去ってなんとか動作する様になりました。 こんなの見えませんよ〜、ルーペで拡大してみてやっと気がつきました。(写真は正常なものです)


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ハマった話2:リアルタイムクロックIC(RTC-8564NB)


リアルタイムクロックは年月日時分秒を知るICです。a0000001.jpeg



日時を表示させると変なことになっています。 いろいろやってみましたがなかなか直りません。

文字化けしているLCD表示をしばらく眺めていてハッと気がつきました。 分が切り替わった直後はしばらく正常に表示されます。 どうやら分が切り替わる時以外は秒しかまともに読めないようです。

これは仕様なんでしょうか。 なんかバグくさいけどな〜 しょうがないので分が切り替わった時だけ年〜分のデータを更新するようにしました。 

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ハマった話3:音声合成LSI ATP3012F6


このLSIはローマ字を音声に変えて出力してくれます。 これも上のICもI2Cという方法でデータのやり取りをします。 I2Cは初めて使ったのですが、分かってしまえば簡単です。 でもPICの説明では他のインターフェースと一緒に大量の英文で書かれているのでなかなか理解できません。 そこでインターネットに散見されるサンプルをコピペして作りました。

しかし、これも動きませんん。 デモモードで配線だけで動かす場合には動くのですが、いざI2CでPICから動かそうとすると動きません。 細かく調べて行くとどうも仕様書に書かれているデバイスアドレスが間違っているような気がします。 そこでしらみ潰しにデバイスアドレスを発行してみるとヒットしました。 やはり0x2eじゃなくて0x5cになっていました。 このチップにはデバイスアドレスを変更しても出荷状態に戻す機能があり、その機能を使っているのですが、それでも0x5cに変更されているんですよね。 こんなのありかよ〜

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音声合成の出力はこのような小さなスピーカーから出力するつもりです。 でもこのスピーカー、見た目同様音も小さいんですよね。 タブレットなんかは結構大きな音がするし、使い方が悪いのかな、と思いとりあえず適当な箱に入れてみました。 そうしたら結構大きな音で鳴りました。 普通のスピーカーでもそうですが、背面の音が前に回り込んで音を打ち消し有ってしまうんですよね。 小さなスピーカーの場合はその打ち消しの度合いが大きいようです。


こんな事をやっているとあっという間に1日が経ってしまいます。 檜の花粉が飛んでいるのか、ちょっと外に出ただけでも反応してしまいます、風も強いし、もう少し家に篭っていそうです。

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